商工会議所報 2022年6月号
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「中小企業の持続的発展による、地域経済の未来を拓く」をスローガンに様々な事業を実施2021(令和3)年度深谷商工会議所決算報告深谷商工会議所では2021(令和3)年度において、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、深谷市をはじめ国、県等各関係機関の協力のもと、連携を図りながら、管内中小企業及び小規模事業者皆様の持続的発展と地域経済の活性化、そして身近で頼りになる商工会議所を目指し、様々な事業を積極的に実施しました。している新型コロナウイルスは、ワクチン接種の推進により、一時は収束への期待も高まりましたが、変異株の存在等により、新たな感染の波が押し寄せ、人流の抑制や時短営業等、活動制限を再び強いられるなど、厳しい経営環境が続いた一年でありました。また、集中豪雨や地震等の自然災害、国際紛争なども起こり、今後の見通しも未だ不透明であります。されましたが、「中小企業の持続的発展による、地域経済の未来を拓く」をスローガンに、管内中小企業及び小規模事業者等の存続、成長を図るとともに、地域経済の再生・発展に向けて事業活動を展開して参りました。        2上に努めるとともに、組織基盤の強化に向け企業の皆様よりご支援ご協力を賜り、4月より現事務所に移転し、安心・安全且つ機能性の高い会館において、さらなるサービスの向我が国の生活や経済に深刻な影響を及ぼ当所も一部の事業で中止・延期を余儀なくまず、深谷市をはじめ、多くの関係団体・た体制を構築することができました。等に苦慮する企業を支援するため、新型コロナウイルスに関する特別相談窓口をはじめ、相談・支援体制を強化するとともに、国や県、市とも連携を図りながら、各種補助金や協力金・給付金等の支援策の周知及び申請等に係る支援を積極的に実施して参りました。定を受けた経営発達支援計画では、小規模事業者等の経営力向上による持続的発展に向けて、より企業に寄り添った伴走型の支援を推進するとともに、経営革新計画や販売促進支援を積極的に行い、埼玉県小規模事業者経営支援事業企画提案事業では、幹事団体として、北部地域の商工団体や専門家、関係機関と連携し、企業のイノベーションによる成長・発展に向けて、経営革新計画の策定支援に取組み、昨年度以上の36企業において経営革新計画の承認を得ることができました。特に、長引く経営環境の悪化で、資金繰りまた、昨年度、経済産業省より二度目の認さらに、コロナ禍であるからこそ、ウイルス等による感染拡大、地震や水害等の自然災害など、緊急事態に遭遇した場合において、企業が損害を最小限にとどめつつ、事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、BCP(事業継続計画)の策定を積極的に推進し、計画策定マニュアルや専用サイトを開設いたしました。拡大支援においても、より強力に実施し、特に外出自粛要請や時短営業等で大きな影響を受けている飲食店を支援するため、テイクアウトメニューやランチメニューを紹介する『テイクアウト&ランチ』チラシの発行や、「家族を大事にしたい」、「健康でいたい」、「オシャレをしたい」、「仕事や勉強を頑張りたい」、「プレゼントをしたい」、「生活全般を改善したい」と、6つのカテゴリーを設け、それぞれの消費者ニーズに合った、様々なお店を紹介する『くらし応援サービス』チラシも発行いたしました。さらに、既に開設している、様々なテーマで市内のお店や商品・工場等企業の売上回復に向けた販売促進、販路SPECIAL        FEATURE特 集

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