深谷商工会議所報 2023年01月号
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 7参与事業所に職務執行者の変更があ1月1日付でダイニック(株)埼玉工場長り、その手続きが行われました。令和5年に込山秀幸氏が着任され、尾作 変更となり参与に就任したので、お知らせいたします。亘氏と参与の変更おオープンテラスで 1月は会費の納入月となっております。当所会員様には、会費をご請求させて頂きますので、ご納入くださいます様、よろしくお願い申し上げます。尚、口座振替をご利用の方は1月23日(月)に指定口座より引き落としさせて頂きますので、ご準備の程、よろしくお願い致します。コロナ禍からの客足の回復を受けたホテルや旅館等の顧客からの受注が増えてきた。一方で、生産にかかる電気代や燃料価格の高騰が続いている。一企業の自助努力だけでは、対応に窮するため、今後の政府の対策に期待する(はん用機械部品製造業)短期の民間工事については、資材価格等が値上がりした際に、改めて見積書を提示することで、一定程度の価格転嫁は行えている。今後も資材価格の市場調査をきちんと行い、顧客との交渉を図っていく(土木工事業)飲食・宿泊業からの受注は増加しており、価格転嫁への取り組みも行っている。一方、仕入原価以外の人手不足対策に伴う人件費や、電気料金上昇によるコスト負担増は重く、収益の圧迫が続いている(農畜産水産物卸売業)円安による輸入品の仕入単価の上昇等、コスト負担は増えているが、消費者離れを懸念し、販売価格を上げることが出来ていない。商店街全体の活気もコロナ禍前には戻っておらず、近隣の他店舗では人手不足も重なり、営業を休止する店舗も出ている(商店街)全国旅行支援により、旅行需要が回復傾向となり、売上が増加している。また、インバウンド需要の増加に加えて円安の追い風もあり、海外の代理店からも問い合わせが増加している。全国旅行支援の継続を期待するとともに、感染対策を徹底し、販促に努める(旅行業)外出先のカフェなどで仕事のパソコンを開いている人がいます。背後に誰もいないかチェックしてますか?誰に見られているかわからない状況で、機密情報にアクセスするのは非常に危険です。お問い合せ先詳しくは日本商工会議所LOBO日本商工会議所LOBO参与ダイニック(株)埼玉工場込山 秀幸 氏事業所名代表者名業  種山本 美和建築資材・住宅設備機器販売Sadaアシスト深谷市桜ヶ丘90−2横田工業深谷市上野台163−1美豚深谷市蓮沼871−1メイコー合同会社深谷市折之口284−1船戸塗装深谷市本郷990−8横田 竜樹建設業(型枠工事)奥﨑 友洋飲食店(焼肉屋)仲田 明弘造園・土木船戸 俊彦建築塗装業ご入会ありがとうございます深谷商工会議所 TEL 048-571-2145FAX 048-571-8222 E-mail soumu@fukaya-cci.or.jp商工会議所早期景気観測業況DI は、2カ月連続で改善先行きは、感染再拡大への懸念から厳しい見方製造業〔協力〕独立行政法人   情報処理推進機構詳細はこちら→検 索検 索前年同月比(業況DI)▲16.2前年同月比(業況DI)▲22.9前年同月比(業況DI)▲20.3前年同月比(業況DI)▲23.9前年同月比(業況DI)▲4.5建設業卸売業小売業サービス業会費納入のお願い秘密オープン〒366-0825埼玉県深谷市深谷559TEL:048-577-7055営業時間:10:00〜18:00深谷商工会議所会費のご納入について会員企業会員企業ををご紹介下さい!!ご紹介下さい!!会社を伸ばすための経済学株式会社ディセンター代表取締役 折原 浩「IT人材育成が必要だ、議論に違和感」 深谷の皆様、こんにちは。 先日、とある委員会でのお昼休み、委員長を務めていたコンサルティング業界の重鎮が、「今、日本が最優先に行わなければならない重要課題はIT人材の育成だ」と力説していました。 これに関しては、だいぶ前から言われていることで、真新しさもなければ、否定する要素もないのですが、改めて力説されている方を見て「IT人材の育成が重要だ」と言っていること自体に問題があるのではないかと違和感を覚えました。 ITは現代において、どのようなビジネスを行うにしても必須のものです。進化も目覚ましく、それを使いこなすには、特別なスキルとリテラシーが必要だと思っていました。だからこそ、特別な教育が必要なのだと… 現在、私の子供は2人とも小学生です。生まれた時からスマホやタブレットが存在していた世代です。彼らは朝から晩までタブレットやゲームをいじっている普通の小学生だと思います。しかし、私は、この2人がITを勉強しているのを見たことがありません。 近年のIT機器には説明書がありません。直感的に使えるように設計されていますし、わからないことがあれば、検索することで操作方法情報を手に入れることができます。動画視聴サービスには、無料で丁寧に解説してくれている人もたくさんいます。SNSで気軽に誰かに聞くことも簡単になりました。ITはもはや、昔のように、「勉強して」使うものではなくなってきているのです。 そもそも、ITはインフラであり、IT機器は「道具」です。もちろん、習熟を必要とする道具や構造が分からなければリスクが大きい道具もあるかと思います。しかし、道具とは、本来、難しい作業を簡単にするためのものです。道具自体に難しさを感じるのは本末転倒です。 もちろん、初期設定やトラブルシューティング、今後技術の発展により今できないことができるようになるようなこともありますから、ある程度の組織においては、習熟している人が必要な場合もあるかと思います。しかし、中小企業、とりわけ小規模企業において、専門的な「IT人材」が必要でしょうか。どうしてもの時でさえ、外部専門家や専門業者が存在すれば問題ないかと思います。むしろ、特定の人員に専門領域を設定してしまうことで、業務効率化やコミュニケーション、チームワーク、個人の能力やリテラシーアップを阻害してしまうのではないかと思います。 ITはもはや、我々の生活や仕事に密着したものとなっています。落ち着いて考えてみれば、私たちのほとんどは、既にスマホやIT対応のテレビや家電を使いこなしています。 「100の機能を使いこなせていない」と反論を頂きそうですが、では、IT機器より以前にあった道具の機能や能力を私たちは100%使いこなせていたと言えますか?最初は乗れなかった自転車を、多少練習しましたが誰にも教わらなくとも何とか使っていましたし、パンクすれば、工夫して何とか自転車屋にまでもっていっていたと思います。ITに比べて自転車の構造は単純なのかもしれませんが、習っていなくても何とか構造を理解していました。 おそらく、現在のITとは、そんなもので、子供たちは私たちが自転車を乗りこなしていたのと同じような感覚でITを使っているのだと思います。 そう考えたら、私たちは、「IT人材」なるものを定義し、特別に育成することが急務なのではなく、ある意味、ITに対する肩の力を抜き、分からないなら分からないなりに付き合い、困ったら、助け合いながらも、みんながその人なりに学び習熟していくことが大切なのではないでしょうか。そう、もはや「IT人材育成」など死語なのです。と言っている私も、実は、現代のITを使いこなしているとは言い難い状況です。みなさん、ともに習熟していきましょう。サイバーセキュリティ対策かるた❸あなたの会社は大丈夫? 身近な業務に潜むサイバーリスクを、コミカルな「かるた」になぞらえて、わかりやすく啓発します。LoboLobo(11月調査結果)

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