深谷商工会議所報 2023年02月号
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き聞いてあきれる経済活動は戻りつつあり、民間工事を中心に大型案件を受注できるようになってきた。一方で、専門的な技術者が不足しており、大型案件を受注すると、他の工事に人員がまわらず、対応が出来ない状況も発生している(一般工事業)物流の停滞も少しずつ回復しており、取引先からの発注も増加している。経済活動が正常化に向かう中で、需要が増加しているのは喜ばしい限りだが、コロナ禍で希薄になった取引先との関係性の再構築を図っていく必要がある(各種包装資材卸売業)全国旅行支援で旅行客は増加しているが、物価高により消費者の購買意欲は低下しており、土産品の売上は低迷が続いている(酒小売店)全国旅行支援の恩恵もあり、宿泊客が増加し、業況は回復基調で推移している。一方で、光熱費や仕入品の価格上昇によるコスト負担増は今までにないほど大きく、収益を圧迫している。また、人手不足も深刻で、今後のさらなる需要増に向けた対策が急務である(宿泊業)代表者名業  種水島 章太整体サロン事業所名整体サロン大空深谷市上野台32-8草木染め手織り工房志楽國松 浩貴染織深谷市高畑763-2株式会社丸山工務店深谷店廣瀬 正美リフォーム工事業深谷市上柴町西2-22-12 1階得雲堂深谷市田所町11-1 2階有限会社岩下電器深谷市西大沼414-8ご入会ありがとうございます安永 智浩古美術販売岩下 英雄家電販売、電気工事深谷商工会議所TEL 048-571-2145FAX 048-571-8222 E-mail soumu@fukaya-cci.or.jp商工会議所早期景気観測業況DI は、コスト上昇に感染拡大が重なり、悪化先行きは、物価高や外需停滞の懸念から厳しい見方製造業半導体等の供給が少しずつ回復し、生産も順調に推移しており、売上は改善している。今後の物流停滞や仕入価格のさらなる高騰に備え、先んじた部品の大量調達を実施せざるを得ない状況のため、多くの在庫を抱えてしまうケースも発生している(金属加工機械製造業)〒366-0825埼玉県深谷市深谷559TEL:048-577-7055営業時間:10:00~18:00ランサムウェアという不正プログラムに感染すれば、大事なデータが暗号化されて仕事ができなくなります。データを窃取し「公開されたくなければ金銭を払え」という事態もあるので気をつけましょう。 身近な業務に潜むサイバーリスクを、コミカルな「かるた」になぞらえて、わかりやすく啓発します。パスワードを簡単な英単語や連続する数字の羅列にするのは危険です。名前や誕生日、キーボード配列(QWERTY)なども狙われやすいので、複雑で推測できないパスワードにしましょう。他人に教えるのは論外です!Movement of the Chamber前年同月比(業況DI)▲14.2前年同月比(業況DI)▲27.2前年同月比(業況DI)▲16.3前年同月比(業況DI)▲32.1前年同月比(業況DI)▲7.0建設業卸売業小売業サービス業パスワード1月の動き6日㈮17:30令和5年新春賀詞交歓会10日㈫10:00税務・経理・消費税相談12日㈭10:00日本政策金融公庫相談13日㈮10:00経営無料相談会(20日)18日㈬9:00埼玉県よろず支援拠点出張相談25日㈬9:00行政書士相談検 索検 索〔協力〕独立行政法人情報処理推進機構詳細はこちら→7お問い合せ先詳しくは日本商工会議所LOBO日本商工会議所LOBO 今回の補正予算のポイントは次の5つです。①資金繰り、価格転嫁対策【融資】 これは、コロナ融資の返済対策です。劣後ローンなどの取り組みを促進していますが、今後、金融調達は、特に業績の悪い企業にとっては困難になっていくかもしれません。②成長分野への投資促進【補助金】 リニューアルは必至ですが、事業再構築補助金は継続です。また、生産性革命補助金(持続化補助金、ものづくり補助金、IT補助金、事業承継補助金)も継続です。③創業・事業承継促進【支援】 M&Aも含めた事業承継の促進はもちろんですが、2023年度は、後継者ネットワークづくりなど、引き継いだ後を重視している傾向があります。日本の経営者の平均年齢を考えると、本事業は本当に『待ったなし』で、このままいけば、中小企業、小規模企業は半減してしまうことになります。④地域課題解決促進【支援】 小規模事業者支援が地方公共団体にシフトしつつあります。今後その傾向は強まることが予想されます。また、地域特有の課題があることを踏まえ、地域と企業が共生できる社会を目指す取り組みがますます促進されます。⑤伴走支援・人材確保【支援】 商工会、商工会議所等における支援予算です。支援機関にとっては大切な予算ですが、私たちには間接的なものです。 全体的に言うと、主な補助金や支援制度は継続方向なのですが、今までのコロナ禍対策の方向から、数年後を見据えた経営の再構築にシフトしてきています。例えば、創業を見ても、できるところから挑戦を促進しているというよりも、雇用をつくり、税金を納めるようなより大規模なベンチャー型創業を目指すことを促進しているように見えます。補助金も、『困っているから助けて』といった申請よりも、『これをやりたいから一部補助して』といったものに大きく変わりつつあるのかもしれません。 もちろん、まだまだ、コロナの脅威は続いていますが、その対策をしつつ、私たちは次の経営を創っていかなければなりません。補助金や支援策を活用し、是非、『経営の未来』を創り上げていきましょう。サイバーセキュリティ対策かるた❹あなたの会社は大丈夫?か鍵の効き目が円の切れ目会員企業をご紹介下さい!!会社を伸ばすための経済学株式会社ディセンター代表取締役 折原浩【2023年度本予算、2022年度補正予算を見て思うこと】 深谷の皆さん、こんにちは。 昨年、年末に2023年度の国の予算が決定しました。予算を見ていると国の考え方や方向性がよく見えてきます。私たち、中小企業や小規模企業にとっては、経済産業省の2023年度本予算よりも、中小企業庁の2022年度補正予算の方が大きく関係するかと思いますので、今回は、本予算も意識しつつも補正予算を中心に、簡単に見ていきましょう。会議所の動きLobo(12月調査結果)

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