BATIC(国際会計検定)
BATIC(国際会計検定)とは
社会人必須のスキルを身につける
国際会計検定BATIC®【バティック】。この名称はBookkeeping and Accounting Test for International Communication の頭文字を取ったもので、英語による基本的な会計取引(英文簿記)の理解度を問う「Subject1」と、その応用的な知識である国際会計理論の理解度を問う「Subject2」の2科目で構成されています。社会人の三種の神器(英語・会計・IT)のうち2つを同時に測る検定試験です。
試験要綱
第43回 | 第44回 |
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7月22日(金)~8月8日(月) | 11月11日(金)~11月28日(月) |
2021年度からIBT(インターネット経由での試験)に変わりました!
BATICを学べば世界が広がる
海外からの、外資系企業との競合や提携、海外からの資金調達、国際的なM&A…いまや日本企業でも、業種や規模の大小、地域を問わず、国際市場と関わりを持たざるを得ない時代となっています。こうした中で「IFRS(国際財務報告基準)」という共通ルールが注目されています。日本では2014年6月に任意適用の拡大促進が掲げられ、年々IFRS適用企業は増加し続けています(2020年1月現在、223社※適用済・適用決定会社数)。世界を見据えた企業にとって、グローバルな会計スキルを持った人材の確保・育成は必要不可欠でしょう。
BATICの特徴
BATICの特徴は、『日本語テキストでの学習→実務に即した基礎英語での試験→スコア評価』という、一連の学習方法が確立していることです。自分の理解度を正確に把握できる上、無理なく英語力も身に付けられます。また、認定証(カード)が受験者全員に送られるのも、BATIC受験の魅力の1つです。
こんな方におすすめします。
- すべてのビジネスパーソンに
- 就職を控えた学生や留学生に
- 転職を考えているすべての方に
- IFRS(国際財務報告基準)の導入に向けて準備をしたい方に
- 簿記や国際会計基準を学びたい・ビジネス英語を身につけたい方に
- グローバルに活躍したい方に
試験方法
- 問題は多肢選択式および記述問題の2構成です。
- 出題はすべて英語です。
- 制限時間 70分
- 試験結果の合否ではなく、400点満点のスコア制で受験者全員に点数の認定を行います。
出題範囲
出題範囲は、公式テキストの基礎知識と、それを理解した上での応用力を問います。
Basic Concepts of Accounting and Bookkeeping | 会計と簿記の基本概念 |
Transactions and Journal Entries | 取引と仕訳 |
Journals and Ledgers | 仕訳帳と元帳 |
Trial Balance | 試算表 |
Adjusting Entries | 決算修正仕訳 |
Accounting for Inventory and Cost of Sales | 棚卸資産と売上原価の会計処理 |
Worksheet and Closing Entries | 精算表と締切仕訳 |
Financial Statements | 財務諸表 |
Basic Assumptions and GAAP | 基本的な前提とGAAP |
Financial Statement Analysis | 財務諸表分析 |
Internal Control | 内部統制 |
Cash Control | 現金管理 |
Accounting for Assets and Liabilities | 資産と負債の会計処理 |
認定基準
得点に応じて称号を付与いたします。
- 初級レベル(50%)…Entry
- 中級レベル(80%)…Middle
- 上級レベル(90%)…Advanced