商工会議所とは

商工会議所とは

商工会議所は、地域の商工業者の世論を代表し、商工業の振興に力を注いで、国民経済の健全な発展に寄与するための地域総合経済団体です。
したがって、商工会議所の活動には、「非営利性」「公益性」「普遍性」を原則として、地区内商工業の総合的改善発達を図り、ひいては社会一般の福祉のために、広汎で強力な活動を行っている公的機関です。

商工会議所は、「商工会議所法」に基づいて「その地区内における商工業の総合的な改善発達を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資することを目的」として設立された特別認可法人で、

  1. 地域を基盤とし<地域性>
  2. あらゆる業種・業態・規模の商工業者によって構成され<総合性>
  3. 世界各国に設立されて相互に国際的な連携を持ち<国際性>
  4. 公益法人として、組織や活動等に強い公共性が求められる<公共性>

という四つの大きな特徴を備えています。

商工会議所の組織

商工会議所の組織は会員を中心として、それに特定商工業者を加えて成り立っています。商工会議所の運営を支え、事業活動の推進力となるのは会員です。会員は自分の営む事業のために、各部会に所属して意見を述べ、また、情報や知識を吸収できるほか、会議の施設、機構や事業を利用することができます。

会議所マークの由来

商工会議所のマークはチェンバー・オブ・コマース・アンド・インダストリーの三つの頭文字を組み合わせたものです。

チェンバーとは   → 会議所
コマースとは    → 商業
インダストリーとは → 工業  の意味です。

その他に考案者の意図は、ジャパン(日本)の頭文字Jも含ませ、おおどり(想像上の大鳥)が翼を垂れ、天の雲のごとく拡げて9万里の上空を飛ぶ様子も表現しています。すなわち日本商工会議所が世界に飛躍していることを示し、商工会議所はこのマークで統一されています。