環境社会検定試験(eco検定)
環境社会検定試験(eco検定)とは
社会と環境を考える“人”のために
eco検定は、環境に関する幅広い知識を礎とし環境問題に積極的に取り組む「人づくり」と、環境と経済を両立させた「持続可能な社会づくり」を目指しています。
ステークホルダーの環境意識の高まりを受け、企業のSDGsへの取組みやESG投資は、拡大しています。また、環境負荷の低減を目的に企業活動のバリューチェーンが見直され、関連するサプライヤーへの影響が大きくなる流れも進んでいます。
環境や社会に配慮した製品やサービスの展開にあたり、環境や社会とビジネスの関係を的確に理解し、その知識を活かせる人材の育成が重要になっています。
2021年度からIBT(インターネット経由での試験)に変わりました!
試験要綱
第32回 | 第33回 |
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7月22日(金)~8月8日(月) | 11月11日(金)~11月28日(月) |
eco検定の特長
- 多様化・複雑化する環境問題を幅広く体系的に学べる
- SDGsを理解するための環境基本知識が学べる
- 環境教育の入門編として、多様な業種・職種の方々が受験している
eco検定とSDGsの関係
環境と経済を両立させた「持続可能な社会づくり」を目指すeco検定と、SDGsが目指すベクトルは同じと言えます。eco検定の学習を通じ「持続可能な社会」と自社のビジネスの接点を見出すためのヒントを得ることができます。
出題範囲・合格基準
合格基準
- 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。
- 出題は、多肢選択式問題です。制限時間90分
出題範囲
公式テキストの基礎知識と、それを理解した上での応用力を問います。出題範囲は、基本的に公式テキストに準じますが、最近の時事問題などについて出題されます。
なお、第30・31回試験につきましては、「改訂8版公式テキスト」に準拠して出題されます。
※環境白書の内容については、環境省のHP(http://www.env.go.jp/)よりご確認いただけます。
出題内容(※環境社会検定では級の設定はありません)
【公式テキストより主な項目を抜粋】
- 持続可能な社会に向けて
環境問題への取組みの歴史 他 - 地球を知る
◆地球の基礎知識
地球の自然環境、大気、水の循環と海洋、森林と土壌、生態系 他
◆いま地球で起きていること
人口問題、経済と環境負荷、食料需給、資源、貧困、格差 他 - 環境問題を知る
◆地球温暖化と脱炭素社会
◆エネルギー
エネルギーの動向、再生可能エネルギー 他
◆生物多様性・自然共生社会
◆地球環境問題
オゾン層、水資源や海洋環境、長距離越境移動大気汚染、森林破壊 他
◆循環型社会
廃棄物処理、リサイクル制度
◆地域環境問題
大気汚染、水質汚濁、土壌環境、交通、ヒートアイランド現象 他
◆化学物質
◆災害・放射性物質 - 持続可能な社会に向けたアプローチ
「持続可能な日本社会」の実現に向けた行動計画、環境アセスメント制度 他 - 各主体の役割・活動
◆パブリックセクター(国際機関、政府、自治体など)
◆企業の環境への取り組み
CSR、環境マネジメントシステム、製品の環境配慮、働き方改革と環境改善 他
◆個人の行動
◆主体を超えた連携